S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーディエンド
さて、季節は11月上旬、秋真っ只中だね。
つい先日の10月25日（金）～10月27日（日）にかけてベルサール秋葉原と秋葉原UDXの2会場で開催された『TAMASHII NATION（魂ネイション）2019』の事前予約＆会場受取限定記念商品になっていたこともあって、S.H.フィギュアーツ（真骨彫製法）仮面ライダーディエンドの話題がタイムリーでホットではあるんだけど、今日はそっちのディエンドではなくて、敢えて2009年8月29日に発売された最初のS.H.フィギュアーツ 仮面ライダーディエンドをレビューしようと思う。
初期のS.H.フィギュアーツ 仮面ライダーディエンドは10年前の商品だし、手元に置いてある人もあまりいないと思うから、最新の真骨彫製法版を購入した人は手持ちの商品と比べてどういう進化をしているのか等比較してみると良いかも。
それじゃ、早速レビューしていこう！
パッケージと内容物
商品パッケージは、こんな感じ。
今のS.H.フィギュアーツしか知らない人は想像つかないと思うけど、仮面ライダークウガから仮面ライダー鎧武まではこのサイズのパッケージが一般的。
内容物と付属品は、本体の他に
| パーツ | 個数 |
| 交換用手首 | 6 |
| ディエンドライバー | 1 |
というラインナップ。
2009年当時のディエンドライバーは黒！
付属のディエンドライバーの拡大写真。
デザインは仮面ライダージオウに登場した時のものと同じだけど、当時のディエンドライバーの色は黒。
仮面ライダージオウに登場した仮面ライダーディエンドはシアン（水色っぽい色）のディエンドライバーを使っていたから、ここ1年でディエンドを知った人は少し違和感があるかもね。（逆に、10年前のディエンドを基準に見てる僕からすると、今のシアンが違和感w）
黒と水色のカラーリング＆男子が好きなメカっぽさが素敵！
付属品を見たところで、全体を見ていこう。
造形自体は当時なりの最新技術を使っていることもあって、（細かいディテールは別として）今見てもそれほど大きな欠点があるとは感じない。
ただ、最新のS.H.フィギュアーツと比べると良くわかるけど、プラスティックの質感や塗装に使ってる塗料の質なんかが、当時のものだとどうしても『プラモデル感』が強く出てしまっている気がする。
まぁ、とは言ってもS.H.フィギュアーツ 仮面ライダーディケイド（激情態）のレビューでも書いたけど、仮面ライダーディケイドや仮面ライダーディエンドは、それまでの仮面ライダークウガや仮面ライダー電王と比べても外見がロボットっぽいから、フィギュアで「そう見えないようにする」のは凄く難しいところではあるよね。。
当然、当時の開発担当者もその辺りは気にしていた部分だろうし、そういう苦労や努力の落しどころを考慮すれば、やはり『大きな欠点はない』と言って良いんだと思う。
【各部詳細】上半身・頭部・胸部
【各部詳細】腹部・腕・ドライバー
【各部詳細】下半身・脚部
【ポージング】キメ・構え
さて、細かいところを見たから軽くポージングしてみよう。
【ポージング】構え・銃撃
【ポージング】ファイナルアタックライド
ファイナルアタックライド！
まとめ
真骨彫製法版が出たばかりで敢えて旧版のS.H.フィギュアーツをレビューしてみたわけだけど、真骨彫製法を持ってる人やRKFだけを持ってる人は見比べてみてどう感じたんだろう。
僕は（仮面ライダーディエンドに限らず）昔のS.H.フィギュアーツも好きだし、何しろ『仮面ライダーディケイド』は僕が仮面ライダーを追いかけるきっかけにもなった作品でもあるから多少特別な気持ちで見てはいるけど、やっぱりここ10年の技術の進歩が凄く顕著に出ている商品の一つでもあるんじゃないかと思う。
今も昔も、バンダイさんが作る『S.H.フィギュアーツ』というシリーズは、その時代の最新技術を使ってよりリアルに対象物を造形し立体化することにすべてのエネルギーを投入した作品。
だからこそ、10年経った今なら技術の違いがわかるし、感性の違いもわかるわけだね。
この前の『TAMASHII NATION（魂ネイション）2019』のまとめでも書いたけど、そうしたモノづくりの情熱や信念がバンダイさんの”魂”であって、僕たちがS.H.フィギュアーツを始めとしたバンダイさんの製品に魅了される理由なんだと思う。
今回紹介した商品はこちら
| スペック | ・サイズ：全高約140mm ・材質：ABS/PVC/POM/Zndc |
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