【レビュー】おれはすべての破壊者だ！おれはそれを受け入れた！S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーディケイド 激情態

S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーディケイド 激情態

この前の日曜日。

子供を連れて駅前のサーティーワンでアイスを買おうと並んでたら、7歳くらいの少年が僕らの横にススっと来てアイスのショーケースを覗き始めたんだけど、なんとその少年がディケイドのソフビを握りしめてたんだよね。

「あ、、ディケイドだ」

って声に出しちゃったんだけど、絶対にリアルタイムで見てるはずかない小学生が、FULUとかで見てソフビを買うほど気に入ったのだとしたら、放送当時に胸をときめかせてディケイドを見ていた僕にとってすごく嬉しいことのような気がした。

知ってるかい、少年よ。

それが世界を旅する、通りすがりの仮面ライダーだ！覚えておけ！

ということで、昔が懐かしくなったから『S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーディケイド 激情態』を引っ張り出してレビューしてみたよ。

パッケージ

パッケージは、最近のS.H.フィギュアーツより大きい旧タイプの仕様。発売が10年近く前ということもあって、当時はこのサイズが主流だったね。

付属品と内容物

付属品は、本体とデフォルトの握り手の他に

という構成。

【全体】

【各部詳細】上半身・頭部

【各部詳細】腹部・腕・ディケイドライバー

【各部詳細】下半身・脚部

世界の破壊者 ディケイド

映画を観てない人は知らないかもしれないけど、激情態は『劇場版仮面ライダー MOVIE大戦2010』の『仮面ライダーディケイド 完結編』で、世界の破壊者としての運命を受け入れてライダー大戦を引き起こした時の姿だね。

ライダー大戦の描写は、本編でも度々登場してたから「あぁ、あれのことか」と思い出す人も多いはず。

悪魔みたいに釣り上がったイカツイ目がちょっと怖い…。

パッと見は、通常の顔と変わらないように見えるかもしれないけど、激情態の顔は目も釣り上がって、淵もギザギザしてかなりイカツイんだよね。

激情態の顔

セットで付いてくる通常の顔と比べるとよくわかるよね。

通常の顔

ちなみに、激情態に付属の通常の顔は、複眼部分の色が本編よりもかなり濃いんだけど、個人的にはもっと明るいグリーンの方が本編ぽくて好みかな。

激情態より先に発売してる『S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーディケイド』の顔は明るいグリーンの複眼だから、どうしても気になる人はそっちを買っても良いかも。

3モードのライドブッカーでシーン再現も多彩！

ライドブッカーは、ブックモード、ソードモード、ガンモードの3種類が付属されてるから、殆どの戦闘ポーズは再現できるね。

それにしても、いつも思うけど、これだけ体のあちこちが可動するのはさすがアーツだよね。

繊細な角度調整もできるから、ポージングにも躍動感が生まれる。

アーツならではの手首換装で感情表現が豊かになる！

それと、やっぱりアーツと言えば『手首換装』だよね。

今回は、握り手、開き手、掴み手、指差しの4パターンがセットされてて、手首を換装するだけでガラッと表情が変わる。

このポーズで開き手だと、「おれはなんてことをしてしまったんだ」的な感じになるけど、

このポーズで握り手だと、「力がみなぎってくる！！」的な感じになる。

ファイナルアタックライドのキックポーズも、片方を開き手にするだけでバランスを取ろうとする瞬間の動きが伝わってくるね。

仮面ライダーはとうしても表情がないから無機質な感じになり易いし、特にディケイドはこれまでのクウガやアギトと比較してもゴツいアーマーのせいでロボット的な印象が強いから、細かい感情を表現するための手首換装は大事。

まとめ

いや～、久し振りにディケイドを手に持って色々ポージングもしてみたけど、

すこぶる楽しかった！

掴みどころがなくてぶっきら棒な士（井上正大）の話し方とか、作品全体を通して伝わってくる虚無感というのか寂しさというのか、あの時感じてたままの気持ちが蘇って来て懐かしかった。

最後に、クウガとのツーショットも撮ったから、これもオマケで公開しとく。

やっぱりディケイドは、クウガと一緒が一番サマになるね。

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