S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーゲイツ
2月9日に店頭一般販売が開始されたS.H.フィギュアーツ 仮面ライダージオウに続いて、約一ヶ月後の3月16日、もはや2号ライダーと言う枠では収まらないくらいに初回から大活躍中の『仮面ライダーゲイツ』が、同じく店頭一般販売でラインナップに追加されたね。
前回レビューしたS.H.フィギュアーツ 仮面ライダージオウが流石の完成度だったから、当然ながらS.H.フィギュアーツ 仮面ライダーゲイツにも期待しちゃうわけだけど、果たしてどんな出来なのか?!
今回も前置きを短めに早速開封レビューしていこう!
パッケージと内容物
パッケージは、こんな感じ。
基本の構成はS.H.フィギュアーツ 仮面ライダージオウと同じで、前面右側に実物写真と左側に20周年ロゴ、小窓からは本体が覗いてるね。
内容物は、本体とデフォルトの握り手の他に、
パーツ | 個数 |
交換用手首 | 6 |
というラインナップ。
販売コンセプトはS.H.フィギュアーツ 仮面ライダージオウと同じだから、価格を抑えて付属品を少なくする感じだね。
最近では、この流れで後からプレミアムバンダイ限定のバイク+オプションパーツセットが発売される(仮面ライダービルドは、マシンビルダーやドリルクラッシャーがセット販売された)ケースがあって、「ガチで揃えたい人はプレバンで買ってね」みたいな戦略らしい。
初回特典 ライドウォッチ型台座
そして、今回は初回特典として仮面ライダージオウと仮面ライダーゲイツのライドウォッチ型台座が付いてくる。
作りは凄くシンプルで、プラスチック製の底面パーツと天面パーツの間に顔が描かれた紙を挟み込むだけだけど、実際に2人を乗せてみるとこれはこれで20周年の特別感が出ていて良い感じ。
【全体】ローソン一番くじを超えるプロポーション
付属品の次は全体を見ていこう。
これまでに世に出回った仮面ライダーゲイツの立体物では、ローソンの一番くじで提供されていたソフビフィギュアが一番リアルだったように思うけど、やっぱりS.H.フィギュアーツは造形と可動のすべてにおいて超えてくるよね。
【比較】装動/RKF/S.Hフィギュアーツでプロポーションを比較!
ちなみに、これまでに発売された仮面ライダーゲイツの可動フィギュアは、装動・RKF・S.Hフィギュアーツの3シリーズで、それぞれを並べてみたのが下の写真。(左から順に、装動・RKF・S.Hフィギュアーツ)
価格は800円、2000円、4500円とそれぞれ2倍以上の開きがあるからクォリティに差が出るのは当たり前なんだけど、比較してみるとRKFがよりS.H.フィギュアーツに近い作りになっていて、価格の割に頑張ってると言えるのかもしれないね。
【各部詳細】
全体と比較を見たところで各部詳細を見ていこう。
まずは、上半身のアップ。
アナログ腕時計がモチーフだったS.H.フィギュアーツ 仮面ライダージオウに対して、どこかデジタル腕時計のようなデザインや質感の仮面ライダーゲイツ。
また、S.H.フィギュアーツ 仮面ライダージオウでは片仮名で『ライダー』と書かれていた複眼も、仮面ライダーゲイツは『らいだー』と平仮名で表記。
なんでだろうかね。。。たぶん、それを聞いてから改めてみると「ダサ!」と思うはずなのに、まったくそんなことはなくて普通にカッコイイ。キャラクターデザインのセンスがそう思わせるのかね。
腹部のアップ。
S.H.フィギュアーツ 仮面ライダージオウと同じジクウドライバーが装着されてるけど、ディスプレイには仮面ライダーゲイツが元々いた時代の『2068』の文字が。
S.H.フィギュアーツ 仮面ライダージオウで紹介したドライバーの回転ギミックも。
左右のホルダーとジクウドライバーに装填されたライドウォッチは、もちろん取り外しが可能。
脚部のアップ。
竜頭のような膝アーマーはS.H.フィギュアーツ 仮面ライダージオウと同じ仕様。
仮面ライダーゲイツの必殺技『タイムバースト』時に相手の周囲を覆う『きっく』の文字が刻まれた足の裏。
上半身の章でも触れたけど、仮面ライダージオウの片仮名に対して仮面ライダーゲイツの平仮名。こういう細かいところも徹底してるね。
【ポージング】キメ・構え
恒例のポージングコーナー。
【ポージング】パンチ・キック・タイムバースト
続いて、格闘シーンを再現したパンチ・キックポーズ。
タイムバースト!
まとめ
ん~~、S.H.フィギュアーツ 仮面ライダージオウからの流れで期待していた通りの完成度!
仮面ライダージオウもそうなんだけど、アーマーが少な目でスーツが目立つようなライダー(仮面ライダーオーズや仮面ライダーダブル等)のフィギュアの場合、無難に仕上げようとするとどうしても体の線が経調されて細く見える傾向があるし、かと言ってスーツアクターを再現しようとすると筋肉の隆起でボディラインの印象がコロコロ変わるからうまく仕上げるのは本当に難しいと思うんだけど、そういうどっち付かずの違和感はまったくなくて、むしろ通常時にも可動時にも適応する絶妙なラインで造形されてる。
こういうことは何気なく手に取って遊んだり飾ったりしてると気にも留めないと思うけど、実際に製品化に至るまでの試作や検討の苦労を考えると、本当に頭が下がる思いだよね。
そして、こういう製品が限定ではなく一般販売される奇跡。。
S.H.フィギュアーツ 仮面ライダージオウのレビューでも書いたけど、20作品と言う節目の記念すべき仮面ライダーだから、少しでも興味があったら手に取って買ってみて、できればそれをきっかけに仮面ライダーのファンになってほしいかな。
今回紹介した商品はこちら
S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーゲイツ 約145mm PVC&ABS製 塗装済み可動フィギュア
スペック | 主な商品素材:ABS、PVC 商品サイズ:全高約150mm |
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